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「僕は、だれがつくったのだろう」 三年 中村 優吾

ある日の朝、僕はだれがつくったのだろう、と考えた。
僕はお母さんから生まれた。
おかあさんを生んだのは、おばあちゃん。
おばあちゃんを生んだのは、ひいおばあちゃん。
ひいおばあちゃんが生まれたのは、ひいひいおばあちゃんのおかげ。
ひいひいおばあちゃんが生まれたのは、先祖のおかげ。
先祖はほにゅうるいで、ほにゅうるいは魚や両生るいのおかげで生まれた。
両生るいや魚が生まれたのは、多さいぼう生物が出来たからで、さいぼうは核の中のDNAを持っていたから、多さいぼう生物が出来た。
さいぼうが出来たのは、大陸を出現させたりした地球と、さんそをたくさん出したラン藻。
でもラン藻をつくったのは地球だから、地球をつくったのはいん石と同じ。
いん石があるのは、うちゅうのおかげ。
うちゅうは、ガスやチリの大ばくはつ。
でもその先は…、わからない。
でもまあ、先祖がいて、地球があって、宇宙があったりしたから、僕がつくられた。
だから、みんなのおかげ。
みんなにかんしゃ。
「みんなありがとう。」

【評】論理的に考えを進め、いろいろなことをきちんと調べていったのであろう、理知的な思考の軌跡が読み取れる作品です。
このようなテーマでも冗長にならず、リズムよく読みすすめられてしまうのは、優吾くんの育ちの良さとでもいうべき持ち味でしょう。
感謝の気持ちを持ちながら、この作品を書いている時点で、それがにじみ出ているのかもしれませんね。

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…鬼塚のほぼ甥、優吾の作文。
小学校三年生でこの筆致とリズム感。
ただただ素晴らしい!


優吾♪ 受賞、おめでとう!
ナイスサーブッ!テニスも、頑張れッ~☆