シリーズ!鬼塚Archives vol.2「2014年8月3日」

おヒサのブログ更新は、これまたおヒサの、このシリーズ。

んー? "Archive"? どゆこと?というと…

「Jedi Archivesを司る Jocasta Nuは、Obi-Wan Kenobiにこう言ったんだ。
"There is more knowledge here than anywhere else in the galaxy."

…偉大なジェダイにあやかるわけではないが、何の気なしに投稿した過去のFacebook記事を褒められたもんだから、チョーシに乗って新・シリーズ開始してみた。
あくまでも、ドコかのダレかに発信するということよりも、"Archive"を目的としてね。」
…ってことで、今回は、2年前の今日。
鬼塚が、きわめて重大な、ある「意思決定」を行った日のこと。

 

2014年8月3日

敬愛なる、皆様へ
謹啓 熱風の候、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り衷心よりお礼申し上げます。
 さて、私儀
 牧島荘辞任から今日までの2ヶ月間を
佐藤等 師♪曰く「未来は今日創る」機会と捉え、“すでに起こった未来”を探求する人生のショート・トリップに出かけました。
この間、北は札幌から南は那覇まで、様々な場所で沢山の人たちとの知遇を得ることができました。

特に、鬼塚の行く末をご心配くださり格別なご好誼ご教示をいただいた方々には、改めて深甚の感謝を申し上げます。


 皆様とのご縁。
 それはカール・グスタフユングの提唱する“シンクロニシティ”によって導かれたものであり私にとってかけがえのない財(たから)です。
この財産を元手に、これからまた人生の長い旅に出ます。当然のことながら、旅には始発があり終着があります。
今・ここが、私にとって、
上田惇生 師♪曰く「85歳超のセカンドキャリア」への始発駅であるならば、『新しいニッポンのクオリティ・オブ・ライフを創り出す!』という私の畢生のテーマ、即ち“志”が終着駅であり、そこへ辿り着くまでの手段、距離、時間、コスト、そして道連れ等を勘案し道程の選択をしなければなりません。


 そして今般、私が選択した道程は…
 社会福祉士素浪人を続ける。という決断です。それもきわめて明確な目的を持って続ける。という条件付きで。


 まずは今日から数ヶ月間、長崎ウエスレヤン大学及びこころ医療福祉専門学校の非常勤講師として、日総研出版隔月刊誌のライターとして、(公財)介護労働安定センタ介護人材育成コンサルタントとして、さらに、私の限られた心友の一人、森吉弘氏が主催する、森ゼミ http://www.morisemi.com 講師として活動させていただきます。
その後、然るべき秋(とき)に渡欧し、社会福祉・共育の現場において自らを修錬し智見を深め、それをニッポンの社会福祉・共育現場へフィードバックします。
短・中期の滞在と帰国を組み合わせて前述の活動に支障を来すことないよう、2016年の3月までのスケジューリングから着手します。

 これは、まさにたった今、決断しました。妻にもたった今、話しました。まずは決断しただけなので詳細はまったくゼロからです。
本当に実現できるかの保障もありません。が、
豊重哲郎 師♪曰く「やる気を本気で起こせば必ず奇蹟はおきる」と信じてベストの準備をします。


 人生における機会とは、誰に対しても平等であるはずです。肝要なのは、
菊森惇文 師♪曰く「雨と晴はかならずやってくる。大切なことはその両方を幸運だと捉える心構えだ」

機会を機会として捉えられないのであれば、“成果をあげるエグゼクティヴ”への道は閉ざされてしまいます。
 私自身、自らの人生においてこれほどまでの機会に恵まれることはそうあるものではない!という想い。
志を遂げる!という厳しい決意と未来への挑戦。
愛すべき牧島荘の職員さん達をはじめご好誼をいただいた皆様からの期待。
そして、あの美しい宝泉院盤桓園で詠んだ法句経に昂った想い。これらがクロスオーヴァーして今の決断に繋がったのかもしれません。


法句経
ことばだけ美しくて
実行の伴わないのは
色あって香りのない
花のようなものである
花の香りは
風に逆らっては流れない
しかし善い人の香りは
風に逆らって世に流れる
眠られない人に夜は長く
疲れた者に道は遠い
正しい教えを知らない人に
その迷いは長い


 今後ともご支援ご鞭撻のほど何卒ヨロシクお願いいたします。まずは略儀ながら書中をもってご報告申し上げます。謹言
"I’m grateful for your LOVE. …from 鬼塚 裕司 with LOVE."

超・師匠 野田 一夫 師♪曰く…

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「志を遂げよ」!




うーむ。
 当時の、様々な想いが錯綜しつつも凛とした昂りが想起されます。
「ことばのシンクロニシティ」とは、2ヵ月間の“すでに起こった未来”を探求する人生のショート・トリップにおいて、数多くの方々に賜った言葉や様々な場所で出逢った言葉たちを、鬼塚の今・ここにとって意味のある天啓の如く拝受したものです。
この投稿では、特に師と仰ぐ方々からの言葉に加え、宝泉院で出逢った法句経を綴って「意思決定」を顕しています。

あ、しかし、渡欧…してないし(汗)!