不肖、鬼塚裕司。
「最も好きなバンドは?」と訊かれたら、
迷わず…
と答えます。
「ミュージシャンで最もリスペクトするおっさんは?」と訊かれたら、
迷うけど…
と答えます。
6月の来日公演、行きますよ。モチロン。
The POLICEも含めると、コンサート行くの、6度目?
…にしても、いつぶり?
昨年のシークレットライヴはともかく。笑
不肖、鬼塚裕司。
「最も好きなバンドは?」と訊かれたら、
迷わず…
と答えます。
「ミュージシャンで最もリスペクトするおっさんは?」と訊かれたら、
迷うけど…
と答えます。
6月の来日公演、行きますよ。モチロン。
The POLICEも含めると、コンサート行くの、6度目?
…にしても、いつぶり?
昨年のシークレットライヴはともかく。笑
真田丸。
真田丸・愛溢れあまって綴った↓【第一部:信繁青春編】↓
こんなん、真田丸にキョーミのない人が読んでも…全くつまらん!と思ってたのですが、キョーミのある人が読んだらやっぱキョーミ深かったらしく。笑
書き手としては、結構チョーシに乗って【第二部:大阪編】突入します。
それでは、おのおの抜かりなく。
第十四回「大阪」
上杉景勝「「義に生きる」と言っておきながら、やってる事はどうだ。長いものに巻かれているだけではないか。これほど世の中は思いどおりに生きられないものなのか」
「源次郎。おぬしはわしのようにはなるな。この世に義がある事を己自身の生き方で示してみせよ。わしに果たせなかった事をおぬしが成し遂げるのだ。さすれば、わしは安心して秀吉に頭を下げられる」
・
真田信繁「人を不快にさせる何かを持っている」
信繁の、三成・評。最初は、こんな出逢いでした。
・
真田昌幸「あれは人の懐に飛び込むのがめっぽう上手い。秀吉も気に入ってくれるに違いないて。今にして思えば、源次郎を上杉に人質に差し出したのが当たった。よほど気に入られたと見えるわ。あれは役に立つ男よ」
昌幸の、信繁・評。弟ばかりを褒めるもんだから、兄・信幸が拗ねる。
・
真田信幸「大名でもない父上になぜ秀吉は上洛を?上杉や北条ならまだしも、大名でもない父上に何ゆえ秀吉は…。大名でもない父上…」
真田昌幸「うるさいわ!」
信幸「失礼しました」
シリアスとお笑いのバランスが絶妙すぎる!笑
第十五回「秀吉」
豊臣秀吉「出かけるぞ。お前も来い。面白いとこ連れてってやる」
真田信繁「もしや」
秀吉「秀吉じゃ」
イヤしかし、この印象的なシーンがまさかの後々(第三十回「黄昏」)再現!…泣きました。汗
・
真田昌幸「源三郎が真田の力となるのはもう少し先じゃ。今は乱世。だがいずれ世の中も落ち着く。その時こそ源三郎の出番じゃ。荒れ果てた土地を再び耕し国を立て直す。その時こそあやつが役に立つのだ。あの生真面目さがな」
・
石田三成「景勝様は謙信公の実子ではございません」
豊臣秀吉「えっ?!そうなの!」
第十六回「表裏」
大蔵局「あのお方は、哀しむのをやめたのです」
・
本多忠勝「走らない!武具を持ってむやみに走ってはいかんと言うてあろう。転んで怪我でもしてこの美しい顔に傷でもつけたらどうするんだ!」
稲「父上。真田討伐、稲も行きとうございます。憎き真田、この手で滅ぼしてやりとうございます」
稲、これほどまでに憎い真田へ嫁ぐ羽目になろうとは…。汗
しかもその婚礼が、忠勝&稲親子だけではなく、真田家の運命をも狂わせることになろうとは…。汗
真田昌幸「皆の衆、えらいことになった!」
第十七回「再会」
真田昌幸「焦らすだけ焦らす。どうせ下につくのなら、とことん値をつり上げてやる。それが真田安房守のやり方よ。まあ見ておれ」
・
石田三成「人質ではございません。家康が上洛している間、向こうにお預けするのです」
豊臣秀吉「ほんの一時の人質じゃ」
寧「人質ではないですか!」
秀吉「頼む。おふくろ様!家康のところへ行ってちょうせんか!
寧「徳川様を呼び寄せるのがそこまで大事な事なのですか」
秀吉「当たり前じゃ!」
寧「母上様のお命よりも?」
秀吉「そうじゃ!」
かくして、なか(秀吉の母)が人質として向かった家康のもとに嫁いでいたのが、そう!
旭姫!
徳川家康「のう、少しは笑ってみせてくれ。わしに嫁いでからずっとその顔じゃ。事情はともあれ、わしらは、ほら、夫婦になったのじゃ。多少は心を開いてくれてもよかろう。さあさあ、笑ってくれ」
旭姫「(耳打ち)」
阿茶局「笑っておられるそうです」
家康「・・・」
台詞なし。この笑顔(本人・談)。出演時間はほんの数分。
なのにこの圧倒的な存在感。感服いたす!
・
秀吉「それからおぬしはこう言う。「殿下がお召しの陣羽織、拙者に頂けませんか?」「何ゆえこの陣羽織を?」「殿下にはこの陣羽織などもはや無用の品。今日より殿下に刃向かう者はこの徳川三河守が成敗致しまする」「よく申した三河守!」。どうじゃ?」
・
石田三成「馬鹿と話すと疲れる」
・
三成「それにしても不思議な男よ。おぬしのような薄っぺらい小僧が、上杉に気に入られ、徳川に取り入り、殿下の心をあっという間につかんでしまった。何者なのだ、おぬしは」
と言ったときの、三成の信繁を見下す眼差しが、まるでゴミでも見ているかのような。しかし、三成なりに信繁を認めた瞬間でもあったわけです。
第十八回「上洛」
茶々「会ってやればよいではないですか。今日だってずっと私とカルタやってたでしょう」
・
大谷吉継「安房守殿でござるか。上田城で僅か二千の手勢で七千の徳川を迎え撃ったご武略。楠木正成の再来ともいわれるそのご尊顔一度拝したく思っておりました」
・
真田信繁「真田を敵に回すのは得策ではございませぬぞ。伊達と結び、北条と手を組み、徳川を味方に引き入れ、いずれ必ず強大な敵となって殿下の御前に立ちはだかります」
豊臣秀吉「わしを恫喝するか」
信繁「恫喝しております」
・
徳川家康「関白殿も味な事をしてくれるのう。フフフ!真田安房守がわしの前で頭を下げる日が来るとはな。それもこんなに早く」
・
真田昌幸「源三郎、源次郎、わしはどこで間違った…?教えてくれ」
宿敵・徳川家康の与力を命じられ、嗚呼、哀愁、昌幸。早く上洛しないからさ。
第十九回「恋路」
きり「あれだけきれいな方だし、一日中一緒にいる訳だから少しはやましい気持ちになる事もあったでしょう」
真田信繁「ない」
きり「責めてる訳じゃありませんよ。少しはそういう気持ちになっても。そりゃ男なんだもん。私はしかたないと思う」
信繁「まあ少しは」
きり「ほらほら!それを言ってるのよ!」
・
石田三成「おぬしに隙があったからこういう事になったのだ」
信繁「はいそうです。私に隙がございました」
・
豊臣秀吉「わしはお前にこれからは美しいものだけに囲まれて生きてほしいと思っておった。それゆえあの蔵から遠ざけた。お前が見てきたたくさんの忌まわしい事、それと同じ分だけ、いやその何倍もの楽しい思いをお前にはしてほしい。それがわしにできる唯一の償いじゃ」
秀吉「茶々にはのう、この世を去る時こう言ってほしいのだ。「茶々は日の本一幸せな女子でした」。このわしが言わせてみせる」
・
茶々「おかしな話をします、わたくしと源次郎は不思議な糸で結ばれてる気がするのです…。
離れ離れになってもあなたはいつか必ず戻ってくる。そして私たちは同じ日に死ぬ」
タイトルどおり、全50回中最もロマンチックなエピソードに感涙。そして、確かに同じ日に死ぬ。
第二十回「前兆」
石田三成「ご立腹はごもっともなれど、これではあまりにも度が過ぎまする!」
豊臣秀吉「自分の言うてる事が分かっとるのか」
三成「佐吉は正気でございます。乱心されているのは殿下の方!」
・
寧「殿下はお変わりになられたと皆さんおっしゃっています。皆あの人の事わかっとらんの。殿下は昔と少しも変わっとらん。昔から怖い人でした。明るく振る舞ってはいるけど実はそりゃあ冷たいお人。信長公よりずっと怖いお人。そうでなきゃ天下など取れません」
・
真田昌幸「実はわしも断るつもりでおったのじゃ。しかし源三郎がどうしてもと。なっ?」
・
真田信幸「おい!おい!おいおいおいおい!お前!」
こう「薫様のお情けによりこちらでご厄介になる事に」
信幸「無理だ!無理だ、無理だ、無理だ!」
こう「若殿様、遠慮なく何でもお申しつけ下さいませ」
信幸「できる訳ないだろ!」
信幸と稲、まさかの政略結婚。で、信幸とこう、まさかの離縁。で、こう、まさかの侍女!笑
第二十一回「戦端」
石田三成「今は北条と戦う時ではない。戦えば未曽有の大戦になる。大戦になればせっかくの惣無事が台なしになる。その先には何がある。大名が互いに喰らい合う乱世に逆戻りするだけだ!」
・
豊臣秀次「そもそも私は跡継ぎの器ではない。それくらいの事は分かっておる。だからお捨が産まれて胸をなで下ろしたという訳じゃ。とはいえ、お捨が元服するまでは私が気張らねば」
・
きり「いい加減私を振り回すのはやめて下さい」
真田信繁「いつ振り回した?」
きり「たまに私に気があるようなそぶりをしたかと思えばいきなり突き放したり。まるで子どもね」
信繁「何を言ってる?」
きり「なぜもっと素直になれない」
ウザキャラ、きり、全開!しかし、この辺りから、キャラ替わりしていきます。きり、愛されキャラへ。笑
第二十二回「裁定」
矢沢頼綱「渡辺右近…金子平助…安中五郎…。これまで、この沼田城を守るために死んでいった者たちの名前を思い出していたのだ。教えてくれ。あの者たちに何と言ってわびればよいのだ?あやつらは何のために死んでいったのだ!」「わしは百年この城で生きるんじゃ~!」
頼綱叔父さん、ワガママ~!
・
豊臣秀次「江雪斎。ずっと気になっていたのだが「譲り渡す」にせよ「奪い取る」にせよ、それは沼田城が真田の城である事を暗に認めている事にはならないか。もともと北条のものであるなら「取り返す」「奪い返す」と言うべきである」
秀次、やるじゃん!
・
出浦昌相「聚楽第は一見堀もあって攻めにくいが、調べてみたところ東がやや手薄だ。攻め落とせるぞ」
出浦、漢よのぅ!
第二十三回「攻略」
北条氏政「愚かであっても誇り高き死をわしは選ぶ。今さら秀吉に頭を垂れるつもりはないわ」
・
板部岡江雪斎「ご隠居様。板部岡江雪斎を侮られては困り申す。戦を忘れ蹴鞠に興じるは、誰より戦の事を気にされておられるから。薄化粧はやつれたお顔を隠すため。お部屋に立ちこめる香は体の臭いを隠す役目…。」
氏政も、かなりキャラ立ちしてましたね!いつも「汁かけ飯」食べてて。笑
・
豊臣秀吉「江戸は分かるかな」
徳川家康「江戸でございますか」
秀吉「大体あっちだ」
家康「江戸が何か」
秀吉「関八州をやる代わりに江戸に移ってもらうから。駿河や三河はもういらんだろ。江戸もよい所らしいぞ」
秀吉のこの一言がなかったら、今のニッポンは、ない。笑
第二十四回「滅亡」
真田昌幸「死にたければ死になされ。だけど、生きておればまだまだ楽しいものが見られますぞ。もう一暴れしたいとは思いませんか」
・
北条氏政「日の本を分ける大戦をやってみたかった」「…ここまででござる」
・
伊達政宗「方々!これより関白殿下御自ら餅をおつきになられます。これぞ天下餅でございます!」
・
政宗「おぬしの親父、わしが餅がついてるのを見てポカンと口を開けておったわ。ハハハ!」
政宗「わしだってどうせ戦国の世に生まれたからには天下を賭けた大戦にのぞみ何万という大軍を率いて敵を蹴散らしたい。おぬしだとてそう思うだろ?」
真田信繁「いえ」
政宗「思えよ」
このエピソードも、伏線でした!汗
第二十五回「別離」
豊臣秀吉「教えてくれ。鶴松は何のために生を受け、何のために死んでいくんじゃ。もっともっと、いい衣を着せ、おいしいものを食べさせ、楽しい思いをさせてやるつもりでいた」
・
茶々「皆死んでしまう。私の大切な人たち」
・
千利休「人の心を、命を、金で操るは業の深い事や。それゆえわては茶をたてる。ここまで茶の道を極める事ができたのもそれだけわての業が深いゆえ。どうぞ利休の業がたてた茶、味おうて下され」
・
徳川家康「茶々様も言いにくいが、淀殿も舌を噛みそうだな」
第二十六回「瓜売」
真田昌幸「味よしの瓜、めされ候え。めされ候え~♪」
・
片桐且元「安房守殿、申し訳ないがもっと下手にできませぬか」
・
豊臣秀吉「何だ、おぬしも瓜売りか。わしもじゃ。おぬしには負けんぞ!」
・
昌幸「もうよい。真田安房守。本日急な病にて参れません!」
嗚呼、芸が上手すぎて、哀愁、昌幸。
・
とり「ばばはあの世へ行く前に二人に言っておく。これから真田を率いていくのはお前たちだ。これだけは忘れるな。たとえ離れ離れになっても真田は一つ。心さえつながっておればな。真田の家を、この地を、守り抜け!」
第二十七回「不信」
宇喜多秀家「それがしは殿下のために生き、殿下のために死に、殿下のために舞うのみ」
・
豊臣秀次「太閤殿下は何か思い違いをされているようでございます。官位を与えるのは関白のつとめ。誰にいついかなる位を授けるか、これ全て関白が致すべき事。源次郎に官位を与えるかどうかは私が決める事です!」
・
豊臣秀吉「真田伊豆守。おぬしもよい弟を持ったな。こやつ最初は断ってきたのだぞ。兄を差し置いて官位は頂けませんと」
石田三成「殿下、その話は」
コレって、わざとだろ、秀吉!
・
真田昌幸「もらえるものは病気以外もらっておけばいいんだ」
第二十八回「受難」
真田信幸「源次郎、礼を言うのが遅くなった。官位の件、骨を折ってくれてすまなかった」
真田信繁「私こそ差し出がましいまねを致し申し訳ありませんでした」
信幸「差し出がましくてよかったのじゃ。お前一人がもらっていたら俺はどうなっておったか」
・
豊臣秀次「叔父上に振り回されてここまでやってきた。面白い人生と言えるかもしれない。しかし…生まれ変われるならもう二度と叔父上の甥にはなりたくない」
・
呂宋助左衛門「この呂宋助左衛門、あらゆる弱き者たちの守り神でござる。喜んで力をお貸し致しましょう」
ま・さ・か・の、呂宋助左衛門!大河ドラマ第16作目『黄金の日日』(1978) キャスティングのまま松本幸四郎(当時・市川染五郎)がカメオ出演するなんて、なんて素晴らしい!大河マニアにはたまらん!
・
とり「ひとは誰も定めをもって生まれてくる、遅いも早いもない。己が定めに気づくか気づかぬか。見ているぞ婆は」
第二十九回「異変」
石田三成「寝小便ぐらいで弱気になられては困ります」
片桐且元「殿下よりむしろ私の方が。先日生まれて初めて寝小便をしまして」
それって、殿下の身代わり。気の毒な、且元さん。笑
・
春「きりさんですね!
きり「よくお分かりで」
春「源次郎様からよくお話は伺ってます。どこへ行ってもうっとうしいと言われるきりさんですね」
…きり「私とお梅ちゃんのいいところを全て兼ね備えている」
・
茶々「拾にとって思い出の中の父親は威厳に満ちた天下人でなければならないのです。老いさらばえた惨めな姿など見せたくありません」
真田信繁「お気持ちはごもっともながら殿下のお心をお察し下さ…」
茶々「察した上で申しておるのです!」
・
豊臣秀吉「死にとうない、死にとうない」
第三十回「黄昏」
真田信繁「私の人生で、あの人のようになりたいと思うお人が二人いた。その二人から同じ事を言われた。「わしのようになるな」と。一人はお家のため人の道を捨てた。一人はお家のため己の信念を曲げた」
・
大谷吉継「源次郎。己自身で決めた道を進めばよいのだ。石田治部に釘を刺されたとか、兄に命じられたとか、そのような事はどうでもよい。己が正しいと思う道を行けばよい。それが真田左衛門佐の進むべき道じゃ」
・
豊臣秀吉「わしが死んだあと、もし徳川がよからぬ動きをした時は背後から関東に攻め込め。秀頼を助けてやってくれ!頼む!」
上杉景勝「お手をお上げ下され。天下人のなさる事では」
秀吉「頼む!」
・
信繁「もしや」
秀吉「秀吉じゃ。これから出かけるぞ。お前も来い。面白い所へ連れてってやる」
このエピソードは、グッときました。直前に、秀吉から「誰?知らん」と言われて凹んでいた信繁が報われた瞬間。
美しいシーンでした。
第三十一回「終焉」
徳川家康「生き延びられればよいと思うておるうちにここまで来た。戦は大嫌いじゃ。間違いなく勝てる戦などどこにもない。伊賀越えは一度でたくさん。戦場で命からがら逃げ惑うのはもう御免じゃ」
・
豊臣秀吉「秀頼のこと頼む 秀頼のこと頼む 秀頼のこと頼む」
・
秀吉「頼む」
真田信繁「分かっております」
秀吉「佐吉を」
信繁「石田様を?」
秀吉「支えてやってくれ。淋しい男でな」
信繁は、この義を貫くのです。
・
秀吉「佐吉…。家康を、殺せ」
そして、三成もこの義を貫くのです。
・
語り「一代の英雄が最期を迎えようとしている。栄華を極めた男の人生の締めくくりとしてはそれはいかにも淋しいものであった」
「格差社会を生き延びるための『真田丸』が完璧に身につくブログ【第三部:三成・九度山編】」に続く~☆
真田丸。
言わずと知れた、2016年、第55作目のNHK大河ドラマです。
2016年1月10日(日)~12月18日(日)まで、全50回が放映されました。
鬼塚個人所感としては、もうコレを超える大河ドラマって有り得ないんじゃ?
…というのを、早、第二回『決断』を観ながら、そう想ったほどです。
その推論は、すべてを観終わった今、揺るぎないモノとなりました。
よって、愛すべき真田丸メモリアルの目的で、このブログを書くことにしました。
しかし、「書く」と言っても、いっこいっこ考察を綴っていくと、とんでもない時間と労力を要するのは間違いない。
なので、全ポスターとその回の名台詞を貼り付けていきます。
それらを眺めながら、「それぞれの真田丸」を楽しんでいただけたら、この上なくハッピーです。
それでは、おのおの抜かりなく。
「今だって、愛と勇気の旗をかかげていいんだ。」
…って、最初は違和感ありまくりなキャッチコピーでした。
しかし、驚くべきことに、これもちゃんと回収されるのですが…
「それはまだもう少し先の話である」(有働アナ風に)笑
第一回「船出」
真田昌幸「安心せぇ。この真田安房守がいるカぎり、武田が滅びることは決してない」
(場面変わって)
昌幸「武田は滅びるぞ」
真田信幸「え!」
昌幸「わしはこの城を捨てることにした」
信幸「はぁ?」
昌幸「ここにいても先は見えておる」
信幸「しかし、ここは天下に聞こえた名城と…」
昌幸「誰が言ったんだ」
信幸「・・・」
・
昌幸「源三郎、源次郎、よいか。これは我が真田家にとって未曽有の危機。一つ打つ手を誤れば真田は滅びる。この苦難を我ら一丸となってどんな事をしてでもこれを乗り切る。心しておけ」
・
武田勝頼「お前たちはわしに従う事はない。岩櫃へ向かえ。今宵限りにて武田の人質を免ずる。明日からは好きにせよ」
真田信繁「御屋形様!信玄公はもうこの世にはおられません!考え直しください。やはり岩櫃へ参りましょう。我らと共に」
・
真田昌幸「捨てばちにならず、最後まで望みを捨てなかった者にのみ、道は開けまする」
第二回「決断」
武田勝頼「今からそちらへ参ります。四郎を…たっぷり叱って下さりませ」
・
真田昌幸「御屋形様、わしに何を託された? わしに何を…わしに何を…。」
・
徳川家康「武田が滅びたはめでたい事じゃが、ちっとも嬉しゅうないのはなぜだ」
・
家康「勝頼は決して愚鈍な男ではなかった。なぜじゃ。信玄が偉大すぎたか。取り巻きがまぬけすぎたか。正信、何がいったい人を滅ぼすのか」「正信。これからどうなる? わしはどうすればよい?」
本多正信「それは殿がどうなされたいかによりまする」
家康「生き延びられればそれで十分じゃ。フッ…ハハハ!」
・
真田昌幸「武田は滅んだ。わしは己の不甲斐なさを責めるのみじゃ」
真田信幸「何をおっしゃいます。父上に非はございません」
昌幸「いやわしもそう思うんだ」
信幸「え」
真田信繁「私もそう思います」
・
昌幸「ここに二本のこよりがある。一方の端には朱が、もう一方の端には墨が塗ってある。赤が上杉、黒が北条。選べ」
信幸「そのように大事なことをくじで決めてもよいのですか」
信繁「兄上、大事な事だからくじで決めるんですよ」
ポスター、信幸の表情にご注目を。笑
・
昌幸「源三郎、源次郎、わしは決めたぞ。わしは決めたぞ息子たち!わしは決めたー!」
くじ、そして「決めた!」という台詞、これも伏線ですね。白眉のエピソード『第三十五回 犬伏』で見事に回収されます。
とにかくこの真田丸、もう伏線だらけすぎます!汗
第三回「策略」
こう「源三郎様は真田の嫡男。私などに構わず、どうぞお家の名に恥じぬよいお働き…ゲホゲホゲホ」
この時は、もう明日にでも命が潰えてしまいそうな、こう。…後々離縁させられるのですが、ナゼか超・健康になります。笑
・
真田昌幸「源三郎。人は皆、己の欲のために動くのじゃ」
・
矢沢頼綱「思えばおぬしの父親も家督を継いで間もない信玄公に賭けた。そして真田の礎を築いたのじゃ。のるか反るかは当家の家風である!」
・
徳川家康「信長公はきれい好きなご性分。戦の名残は一切残さぬように。板塀についた血も洗い落とせ。刺さっている矢は全て抜いておけ。あっ。地面には新しい砂をまいておくように。あっ。馬糞は一つ残らず拾え!」
この物語の秀逸なトコロ。信繁であれ家康であれ誰もが最初っからスーパーマンだったわけでなく、自らの置かれた環境の変化や人との出逢いによって成長していく様を描いている点です。あんなに史上最小心者の家康、これまで見たこたない。笑
だからこそ、どの登場人物に対しても、愛を注げるんだろうなぁ。
第四回「挑戦」
「近頃かかとがカサカサなの~」
「それはね、潤いが足りてないのよ?」
「寂しさが募るとかかとが荒れるって言うわよ?」
「関係あるの?」
「あるのよ、それが!」
松、きり、梅の女子会会話。
しかし、なんとこんな意味なさげな会話までもが伏線とは…恐るべし。汗
第五回「窮地」
語り「天正十年六月二日早朝。一代の風雲児、織田信長は本能寺において、四十九年の波乱の生涯を閉じた。武田家を滅ぼしてからわずか三ヶ月後の事である」
この辺りから「ナレ死」が流行し始めました。笑
・
真田昌幸「チッキショー!なんで死んでしまうかのぅ!信長めぇ!」
「わしの本心か…では、ハッキリ言おう…全くわからん!」
度肝抜かれた(汗)!
第六回「迷走」
真田昌幸「朝令暮改の何が悪い?よりよい案が浮かんだのに、己の体面のために前の案に固執するとは愚か者のする事じゃ」
・
室賀正武「黙れ小童!」
超・人気となったこの台詞。なんと驚くべきことにこれも『第四十九回 前夜』で回収されます。この顔が、また。笑
まさか源三郎自身がこの台詞を言うこと(通称「小童返し」)になるとは…。驚きです。笑
真田昌幸「大博打の始まりじゃーーーーーッ!」
第七回「奪回」
とり「源次郎、この子、ちとうるさいわ」
"戦国のヤンキー"きり、ウザキャラ全開の頃です。
第八回「調略」
真田信伊「これだけは言っておく。わしのようにはなるな」
・
真田信繁「三十郎。俺はあの人たちが恐ろしい」
確かに、恐ろし、昌幸&信伊ブラザーズ!そして、気の毒なイケメン、春日信達。
第九回「駆引」
出浦昌相「お前は、優しすぎる。もっと強くなれ」
・
出浦昌相「今は信濃は空だ。北条も上杉も徳川もおらぬ。そう仕向けたのは誰だ、おぬしだ。おぬしにはそれができた。その才覚と度胸があれば怖い者などおらぬ。真田昌幸、腹をくくれ!」
・
真田昌幸「従うのではない。利用するのじゃ。信濃、上野をこの真田が治める日まで。昌相!わしは腹くくったぞ!」
昌相「そうか。ならば、不肖、出浦昌相、今この時より真田安房守殿の家臣としてお仕え申す。よろしくお頼み申しまする」
・
室賀正武「誰にも従わず国衆だけで、信濃、上野を治める。相変わらずふざけた事を言いおって。
だが、実に面白い!おぬしの考えに初めて乗ってみるわ!」
前半の脇役MVPは、スバリこのお方です!笑
・
梅「大事なのは人の命をできる限り損なわない事。そんな気が致します。源次郎様のお父上はそれを分かってらっしゃるのではないですか」
第十回「妙手」
こう「人質ならば、私どこへでも行きます。ゲホッゲホッ」
・
直江兼続「上杉が今さら真田に加勢する事など、天地がひっくり返ってもありえぬこと!血迷うのもいい加減にせよ!」
上杉景勝「ならば試してみようではないか。あの男に、真があるか否か。此度もだまされるなら、わしの器がそこまでだという事じゃ」
・
真田信幸「わしは家康殿の隣にいる男が気になってしかたない。斬り殺されるかと思ったわ。わしはああいうやつが一番苦手じゃ!」
「ああいうやつ」が未来のお義父さまですよ(笑)
第十一回「祝言」
きり「あんた、嫁になったらいきなり強気になったわね」
・
本多正信「主はこう申しておりました。真田安房守の嫡男、信幸とか申しましたな。その者が真田家の新しい当主になったという知らせを聞きたい。できれば、室賀殿の口から」
・
真田信幸「祝言の席を血で汚すおつもりですか!」
・
室賀正武「お前とは生まれ育った場所も近く、同じような人生を歩んできた。幼い頃より、わしの前にはいつもおぬしがいた。だがわしは、人として、武士として、おぬしに劣ったと思った事は一度もない。ただの一度も」
・
真田信幸「室賀殿!御免!」
…そう、愛すべき室賀正武の血で汚れてしまうのです。泣
第十二回「人質」
語り「徳川の刺客となった室賀正武を、昌幸は返り討ちにした。これをもって真田は、信州小県を平定。それは、徳川との長い戦いの始まりでもあった」
・
真田昌幸「景勝はわしとは正反対の義に厚い男じゃ。源次郎も学ぶところも多かろう」
・
上杉景勝「助けを求めに来た時のおぬしの顔が忘れられなかった。あの時、おぬしは命を賭けていた。そして、その賭けに必ず勝ってみせるという自信にあふれていた。あれはそういう目じゃ。会いたかったぞ、源次郎」
・
景勝「上杉は義のない戦いはせぬ。むろん外から攻めてくればこれに立ち向かう。己の欲望のためだけに他国を侵略する事はない」
・
景勝「国づくりのおおもとは民が安心して暮らせるようにする事。民の心をつかまなくて何が国づくりじゃ」
・
景勝「存分に戦ってこい!そして戦が終わったら、必ずまた戻ってこい」
・
景勝「死にざまは生き方を映す鏡。己に恥じぬよう生きるのみじゃ」
景勝名台詞オンパレードの回です。こうみるとやはり、景勝は信繁の生き様に多大な影響を与えていますね。
第十三回「決戦」
薫「ああもう嫌だ。何でこういう事になるのですか。沼田の城ぐらい徳川にでも北条にでも渡してしまえばよかったのですよ。戦に負けたら、沼田どころかどこもかしこも皆取られてしまうっていうのに」
・
梅「私はこの子のために戦いに行くの」
きり「あなた戦は嫌いなんじゃなかったの?」
梅「親となったら話は別よ」
・
真田信繁「六文というのは三途の川の渡し賃。悔いのないように、心おきなく戦えという事だ」
・
真田昌幸「負ける気がせん!」
「では、おのおの抜かりなく」
昌幸、数々の名台詞。後に、信幸・信繁兄弟が好んで使うのもまた、真田丸の醍醐味です。
【第二部:大阪編】に続く~☆
壱岐って、ヤバいんです。
あ、壱岐って、知ってますよね?
単なる長崎の島です。詳しくは、↓コチラ↓
1.太る
まずは、壱州豆腐。1丁1kg、デカすぎやろ!味も、濃厚すぎるやろ!もう他の豆腐が食べられなくなります。汗
海鮮丼。イヤ、はみ出しとるやん!なのに値段は海鮮丼の聖地・金沢の約半分って…。大好きな金沢に、もう行けなくなります。汗
煮魚定食。メインと同じサイズの魚が味噌汁に入ってるやん!これはもう、味噌汁定食です。しかし、こんなに美味い煮魚って、壱岐以外ドコで食べられるのか!汗
鰤の炙りのにぎり寿司。あかん、もう堪忍して。汗
美味しい食べ物だらけで、自制できなくなります。
2.肝臓へのダメージが心配になる
麦焼酎発祥の地だけに、人口2万7千人の島内に酒蔵が7つもあります。
しかも「壱岐焼酎による乾杯を推進する条例」まであるので、いつも公式に飲んだくれてしまいます。
3.無駄に時間を過ごしてしまう
海が美しすぎて時間を忘れてしまいます。
4.心臓の弱い方はご注意ください
足がすくむほどの絶景にドギマギしてしまいます。
5.目が悪くなる
目が眩むほどのサンセットから目が離せないので、確実に視力の低下を招きます。
6.遭難する
潮の干満によって道が出現する、"壱岐のモンサンミッシェル" 小島神社。
ウッカリしてると帰って来れなくなります。
7.やたらと疲れる
静かじゃない。
世知辛い。
あくせくしている。
誰も挨拶しない。
誰も笑っていない。
人が好き、とはとても思えなくなります。
…ちょっとでも壱岐を離れて、他の場所へ行くと。
8.猿岩が…
猿すぎる(汗)・・・・・。
9.とにかく、なんかヤバい
やたらと神社や古墳が多くて、方向磁針がグルグルまわる磁場ゼロ地帯があったり、パワースポット、パワースポットと崇められています。
10.鬼塚が居る
なんと言っても、コレが一番でしょ!
ワケあって鬼塚に会いたくない人は、壱岐に行くのを諦めてください。笑
…それでも、「壱岐に行きたい!」というキトクなそこのあなた!
なら、歓待しますよ。
ゼヒ、鬼塚までご一報を~☆
…続き。
年末年始恒例の?
漢字一文字で顕す。
2017は「摯」
酉年がキタ━━━━━━━━m9( ゚∀゚)━━━━━━━━!!
そして、
この方もキタ━━━━━━━━m9( ゚∀゚)━━━━━━━━!!
あ、#DontCrackUnderPressure ポーズですね。
通称:鬼塚ポーズ。
ワールドワイドの様相を呈してキタ━━━━━━━━m9( ゚∀゚)━━━━━━━━!!
トリと言えば…
酉年パン。
コレ、可愛くないですか?
鬼塚の住まいから徒歩10分のパン屋さん作。
ベーカリーはるかぜ http://compass.shokokai.or.jp/42/424241S0023/index.htm
この深慮深い眼差し…カブリつくのは忍びない。汗
トリと言えば…
卵!
ご覧のとおり、『どっちの料理ショー』特選素材の卵が、壱岐にはあるッ!
ちなみに、この卵を評すると…「白身が芳醇で後味の余韻が素晴らしい!」
壱岐の酵素米にこの卵を投入するTKGは…あぁ。
もう、嘆美の日々です。
TKGと言えば…
ぜんざい!
ん?なんじゃそら?と思ったそこのあなた!
そらそーだ!
なんの脈略もなさそうですもんねー?
ところが、「TKG」と「ぜんざい」、鬼塚的にはきわめて深い関連性があるのです。
ハハハ。さて、何でしょう?
見事正解の方には、なんか差し上げます。
閑話休題。
元旦の今日。
毎年恒例、ご利用者と一緒に、【初詣で】に行ってきたんです。その記事は、コチラ⇒ 謹んで新年のご祝辞を申し上げます... - 社会福祉法人壱心会 特別養護老人ホーム壱岐のこころ | Facebook
その時、壱岐神社で出逢った言葉が、これからの壱年を示唆しているようでした。
「目に見えぬ神に向ひて恥じざるは人の心のまことなりけり」明治天皇 御製
目に見えない神の御心に照らして、自らの心が少しも恥ずかしくないのであれば、それは人としての誠の心であり最も貴い心である、と。
神の御心に恥じぬよう、何事にも誠実に一心に一所懸命生きろ!と。
あ、コレって、ドラッカー教授の「神々が見ている」
http://www.iot.ac.jp/manu/ueda/column/060114.html とおんなじだ!と。
その瞬間、降りてきた言葉が「摯」
「摯」とは、
①つかむ、持つ、握る
②至る
③手厚い、まこと、まじめ
④きわまる
⑤行う
⑥あらあらしい
⑦祈る、などの意味があるそうです。
これらの意味を咀嚼しながら、鬼塚のデスクを振り返るとこの落陽。
2017年1月1日の落陽に「摯」であり続ける壱年を、誓う。
あけおめ。
ことよろ。
真摯な2017年に、Waz Up?です。
年末年始恒例の?
漢字一文字で顕す。
2016は「志」
さる年が去りぬ。
鬼塚、年男でした。
この方も、年明けと共に去りぬ。
あ、#DontCrackUnderPressure ポーズですね。
通称:鬼塚ポーズ。
イロンな場所でイロンな人がこのポーズをキメてくださいました。
一度たりとも強要したことなんてないのに、ホント有り難いことです。
ポーズと言えば…
猿岩。
このポーズ、絶対何かを深慮していますよね-?
ココを訪れた人は、例外なく、皆、嘆美の声を上げてくれます。
嘆美と言えば…
壱岐のサンセット。
ちなみに、鬼塚のデスクを振り返るとこの落陽。
嘆美の日々です。
この写真は、2016年12月31日、大晦日のモノ。
大晦日と言えば…
除夜の鐘。
壱岐・国分寺で除夜の鐘を突かせていただくことが、大晦日の恒例行事となりました。
昨年も今年も、3回も。
ナゼ、3回も突けるのかって?
ハハハ。さて、ナゼでしょう?
見事正解の方には、なんか差し上げます。
ナゼでしょう?と言えば…
お餅。
ん?なんだか脈略がなくなってきましたね?笑
壱岐のこころ前・施設長の岡田さんが丹精込めて焼いてくれています。
あ、ナゼ国分寺で除夜の鐘かと言えば、岡田さんかココの檀家さん。
で、お誘いいただいたからなんです。
お餅と言えば…
ぜんざい!
ココだけのハナシ、除夜の鐘よりもこのぜんざいを目当てに来ているような…。汗
しかし、美味いッ!
美味いと言えば…
羽釜。
この羽釜で炊いたぜんざいに、七輪で岡田さんが丹精込めて焼いたお餅を投入。
コレが美味くないはずがないでしょ?
あ!
0:00!
あけおめ。
ことよろ。
怒濤の2016年に、Thanksです。
Thanks 2016, Waz Up? 2017. 【後篇】に続く。