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時代遅れのドラッカー。

ピーター・F・ドラッカー Peter Ferdinand Drucker。
 

 その名は、ビジネス界にもっとも影響を与え続けている「経営学の大家」としてよく知られています。
 それもそのはず、「分権化」「自己目標管理」「経緯戦略」「民営化」「顧客第一」「知識労働者」をはじめとして、現代のマネジメントに関するコンセプトやスキルの8 割以上はドラッカー教授由来であり、「マネジメントの父」あるいは「マネジメントの発明者」とも呼ばれている所以です。

 ところが近年、「もはやドラッカーは時代遅れだ!」とする知識人も多いと聞きます。
 確かに、皆さんご存知、世界で初めてマネジメントを体系化した『マネジメントー課題、責任、実践 Management: Tasks, Responsibilities, Practices』は1973年。うわー40年前ですね!
ドラッカー教授若干29歳の処女作『「経済人」の終わり The End of Economic Man』に至っては1939年刊行。70年以上も前のことです(汗)・・・・・。


ドラッカーだけでご飯3杯はイケる」というドラッカリアン(=ドラッカー・ファン…というかマニア笑)が大勢いるニッポンと比べると、アメリカではMBAにも扱われていないドラッカーは古典として、名言ではあるが科学ではないとの見方が大勢を占めるようです。

…そんな中、昨年秋『Amazon.comジェフ・ベゾスCEOが、経営幹部に必ず読ませるビジネス書3冊』Amazon CEO Jeff Bezos Had His Top Execs Read These Three Books | Jon Fortt | LinkedIn という記事が報道されました。
その3冊とは…
『経営者の条件 The Effective Executive』ピーター・F・ドラッカー

イノベーションへの解 利益ある成長に向けて The Innovator's Solution』クレイトン・クリステンセン著

『ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か The Goal』エリヤフ・ゴールドラット
…おーっ!さすがはジェフ・ペゾス。違いのわかるオトコです!

 1966年、ドラッカー教授56歳の時に刊行された『経営者の条件 The Effective Executive』経営者の条件 | P.F.ドラッカー | 書籍 | ダイヤモンド社 とは、その当時多くの経営書によって書かれた「他人をマネジメントする方法」ではなく、「自らをマネジメントする方法=Self Management」について述べられています。数あるドラッカー教授著作の中でも、一冊丸ごと「個人」「セルフマネジメント」に焦点をあわせたのは、この『経営者の条件』ただ一冊なのです!

 しかし、この著書名!“経営者”ではない殆どの人はこのタイトルを一見しただけで「選ばない」かもしれません。…でもそれって、ジツは誤解なのです。
 原題の"The Effective Executive"とは真意を訳すと、上田 惇生 師曰く『デキる人』、佐藤 等 師曰く『成果を出すエグゼクティブの条件』。
 即ち、コレは経営者のための本ではなく、誰もが修得することの出来る「成果をあげる人間に共通する5つの方法」について書かれている本なのです。
ということは、何もAmazon.comの経営幹部に限らず、すべての人、必読の書!と言えますね♪

 さて、この『経営者の条件』を学ぶ機会が、いよいよ明後日に迫りました。
ドラッカー読書会ファシリテータの同志、奥田 誠 氏が福岡から参戦!
われわれが全国で展開しているドラッカー読書会を体験できる『公開読書会』&『ミニセミナー』@鬼塚にも、乞うご期待!

【プログラム】
●19:00~20:00 ミニセミナー「ドラッカーを学ぶとなぜ成果が上がるのか?」
●20:10~21:00 公開読書会
課題本:ドラッカー名著集1『経営者の条件』(エターナル版) 序章
※※公開読書会の参加者も募集中です!

【開催概要】
◆開催日時:平成26年8月29日(金)19:00~21:00
◆開催場所:長崎市立図書館 会議室1(和室)(長崎県長崎市興善町1−1)
◆参加費用:3,000円(懇親会は別途)
◆講師:鬼塚裕司
ファシリテーター:奥田誠
◆主催:Creative Human

遂に長崎上陸!!【なぜドラッカーを学ぶと、成果が上がるのか?】 | Facebook


 鬼塚自身、このような機会を得る度ごとにドラッカー教授の功績を考察するのですが、一般的なイメージの“経営学者”としての功績はモチロンのことですが、知識労働者が創り出す知識社会…特に未来のコミュニティとして教授自らが期待した非営利組織の経営という“社会生態学者”としての慧眼をもっと活かすべきだ!との想いが募るばかりです。
 そんな想いから、未来を創る今日、ドラッカー・マネジメントの実践・研究・共育の集積を行っているのです。