入門・初めての休日の過ごし方【壱州篇】

壱岐とのご縁をいただいて、

1年半。

 

こないだ、

初めての休日でした。

当初は、

他のお志事もあり、

(今もあるけど)

壱岐へは、

週3日間、

仕事オンリーの滞在でした。



さて休日前、

どーしよあーしよと思案した挙げ句、

ゆっくり、

歩くことにしました。



道ばたに咲く、

見たこともない花♪

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コレって、

何?

教えてくれた人には、

このブログの最後に登場するプレゼント、

差し上げます。

マジです。



ウチから、

徒歩15分。

えらくゴツいとこに、

到着。

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そう。

コレが、

かの魏志倭人伝に記された、

古の王都・原の辻遺跡

www.ikikankou.com

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長老の家の隣に、

集会所。

古代人みんなで、

何を話し合ったんでしょうね?

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古代人は、

物見櫓から何をみたのか?

うーん…

浪漫です。



王都で、

凧揚げしている人が。

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思わず、

「あ!鬼凧(おんだこ)だ!」と言ったら…

鬼凧とは?コチラ⇒壱岐「壱州鬼凧揚げ」鬼凧は実際に飛ぶ!?(おんだこ) | 壱岐砂浜図鑑|海水浴場・ビーチ全集!(長崎県壱岐島)

「コレは、せみ凧ですよ」

「鬼凧は、一人ではあげられないんです」と。

それにしても、

イイものみせていただきました~♪

あ、

ちょっとやらせてくださいって、

言えば良かったかな。



ちょっと歩いて、

麦畑より原の辻を望む。

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スゴく、緑々しい。

この風景に出逢えただけで、

もう何もいらねぇ。

清々しい休日。




ちょっくら登って、

一支国博物館より原の辻を望む。

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うわー!

もう、

陳腐に素晴らしいとしか言えねぇ。



また下って、

安国寺

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かの足利尊氏が、

全国六十六ヵ国と二島に建立した、

由緒正しきお寺です。

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境内の桜は、

まだまだですね。



そして、

皆さんお待ちかね、

壱岐グルメの時間です♪

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とこぶし♪

人によっては、

アワビより評価が高いというのも頷けます。

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海の幸♪

幸、

すぎ!

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〆は、

握り寿司♪

今晩のお店は、

知る人ぞ知る芦辺の名店、

和食処 いりえ

信子ママがまた、

最幸です!



休みの〆は、

湯ノ本温泉。

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知る人ぞ知る湯ノ本の名湯、

すこやか温泉

なんとこの貸し切り湯、

時間無制限!

ありえん!汗


で、

帰宅して、

ばばばーん!

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真田丸

もう、

何回観たことか。汗



おつまみは、

コレだ!

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かすまき♪

スウィーツオヤジの鬼塚がチョイスしたこのかすまき。

そんじょそこらのかすまきではない。

知る人ぞ知る勝本の名店、

川島栄月堂



で、

冒頭へ戻る。

道ばたに咲く、

見たこともない花♪

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コレって、

何?

教えてくれた人には、

川島栄月堂のかすまき、

差し上げます。

マジです。



ただしココって、

超・マジメに作ってるから、

無添加

日持ちしない。

だから、

壱岐へ来てくれる人、

限定です。

 

お待ちしてます~☆

新年度はすでに死んでいる

敬愛なる、皆さん♪
平成29(2017)年度、あけましておめでとうございます!

社会福祉法人壱心会
特別養護老人ホーム壱岐のこころ
施設長を仰せつかって、
はじめての期首を迎えることができました。

今年度は、一日一日を大切に、先の理事会において承認された『事業計画』を粛々と推し進める壱年とします。

 

一年なんてあっと言う間。
年度末になって「あーこんな計画立ててたねー?汗」なんて、「画餅に帰す」ような無駄な一年・無駄な計画にはしたくない。
トップマネジメントの真摯さなくては、希望に満ち溢れるはずの新年度もすでに死んでいるようなもの。


そう言えば、「画餅」=「絵に描いた餅」って三国志が出典だって、知ってましたか?
三国志・魏書』に、
「選挙するに名有るを取ること莫れ。名は地に画きて餅を作るが如く、啖うべからざるなり」(人を選び推挙する際には、世の中の評判に頼って選んではいけない。名声などというものは絵に描いた餅のようなもので、食べることはできず、役に立たないのだから)とあるのに基づくんだそうです。

では、今年度もどうぞヨロシクお願いします~☆

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シリーズ!鬼塚Archives vol.3「2015年3月11日」「2016年3月13日」…2年、続けてどーぞ!

まだ続いてたの?ってほどおヒサな、このシリーズ。

んー? "Archive"? どゆこと?という方が多いでしょうね…。
なので、この趣旨をはじめっから。汗

Jedi Archivesを司る Jocasta Nuは、Obi-Wan Kenobiにこう言ったんだ。

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"There is more knowledge here than anywhere else in the galaxy."「われわれの記録に無いということは、存在しないということです」


…偉大なジェダイにあやかるわけではないが、何の気なしに投稿した過去のFacebook記事を褒められたもんだから、チョーシに乗って新・シリーズ開始してみた。
あくまでも、ドコかのダレかに発信するということよりも、"Archive"を目的としてね。


…ってことで、今回は、2年前と1年前の今日この頃。
2年、続けてどーぞ!

 

2015年3月11日
新しいNIPPONのクオリティ・オブ・ライフを創り出す旅 第284日目◎

すっかり「ドラッカーの人でしょ?」イメージが定着しつつある今日この頃。
うーむ(;゚д゚)…鬼塚の予期せぬ方へ導かれてるような気が…。

辞任後、ドラッカー教室、ドラッカーセミナー、ドラッカー塾…イロイロと機会をいただきましたが、学びの原点は『読書会』にこそあると再確認する今日この頃。

で、鬼塚が顔を出させていただいているドラッカー読書会。今日を起点とし時系列にちょっと整理してみました〜☆

3/13 福岡ドラッカー読書会 課題図書『経営者の条件』

3/15 本物にふれる旅〜伊万里市民図書館 × 武雄市図書館 + 伊万里牛ツアー*大好評♪伊万里市民図書館で出逢った本 読書会またやります!

3/16 『実践するドラッカー』シェア会(第4回) 課題図書『実践するドラッカー[思考編]』

3/23 寛ちゃんのドラッカー読書会 課題図書『実践するドラッカー[チーム編]』

3/24 第151回ながもげ会「ドラッカー勉強会」 課題図書『実践するドラッカー[行動編]

3/25 ネコでもわかるドラッカー読書会 課題図書『実践するドラッカー[チーム編]*非公開ですがピクチャをご覧ください〜☆

3/25 なめドラ=滑石ドラッカー 課題図書『非営利組織の経営』

あとは、某企業内で。課題図書『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』

で!4/3 岩崎 夏海氏♪トークライブ ココでも課題図書『もしドラ』で公開読書会、やります〜☆
作者が何を語るかッ!果たして、鬼塚はウマくファシリテートできるのかッ汗!
乞う、ご期待〜☆

学ぶ機会は誰にでも平等。ソレに感知するか?ノルかノラないか?…自らの人生に成果を求めている人、これらほとんどがオープンイヴェントですよ。ゼヒッ!
…しかし、こんだけやってりゃ「ドラッカーの人」と言われてもしゃーないか笑。

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前職辞任後、ドラッカー読書会に勤しんでいた頃。ココをピークにそれまでの読書会を廃棄させてもらいました。
それが、今となってみると、やはり大英断であったと言えます。
やはり、廃棄からはじめないと、新しい機会は訪れない。

 



2016年3月13日
新しいNAGASAKI・iKiのクオリティ・オブ・ライフを創り出す旅 第283日目◎

ハノイNo.1人気のバインミー

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バインミーベトナム語: bánh mì, bánh mỳ)は、ベトナムのサンドイッチである。長さ20cmほどの柔らかいバゲットに切り込みを入れ、バター、パテを塗り、野菜、ハーブ類、肉などをはさみ、ヌックマム(魚醤)を振り掛ける。携帯性のよさから屋台だけでなく、バスターミナルなどでは駅弁がわりとして新聞紙に包んでも売られる庶民のファーストフード。Wikipediaより。

行列か?と思いきや、道端のお店。
コレだとショバ代、かからない。
踏み台か?と思いきや、食卓でした。
ちょこん、とね。

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こんなに狭い路地なのに?
あー目の前、バイクがひっきりなしに埃を巻き上げて行く。
しかしそれでも、美味すぎる!

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店員キビキビ、気持ちイイ。
てか店員、何人いるんすか?
ま、大繁盛の証だね?
と、現地メディアでも話題沸騰、イケメン"現役学生"店長と。

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あ、背後ではしっかりカメラ目線でニッコリバイトくんも一緒に、パチリ。←撮影:森どん♪
This bánhmì is the most popular in Hanoi now.




ハノイのこの空気感。うーん。クセになる。笑

格差社会を生き延びるための『真田丸』が完璧に身につくブログ【第四部:大坂の陣編】

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「歴史が私をどう評価するか、お手並み拝見としよう。」

…人のまことの値打ちというのは己が決めるのではなく、時が決めるのでござる。

 

 

第四十二回「味方」

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語り「豊臣と徳川の戦が目前に迫る中、信繁は、監視の目をあざむいて九度山から脱出、大坂入城を果たした。そこで彼を待っていたのは…」

阿茶局「日の本中の大名を率いるのでございます。一気に攻め滅ぼしてしまわれませ」
このヒトの存在感、最初から最後まで本多正信級だなぁ。

毛利勝永「確かに上田城の話は聞き及ぶ。しかし初めの戦いは今から三十年も前の話。おぬしは二十歳にもならぬ若造であったはずだが」
真田幸村「早熟でござった」
勝永「その時は旗を振っていただけという噂もあるが」
幸村「噂は噂」
よっオヤジ譲りの、ハッタリ!

幸村「確かに牢人衆にまとまりはない。だがそれはおのおのが自分の行く末に望みを持っているからこそ。あの者たちは今の境遇から這い上がろうとしてここに集った。無理やり駆り出された徳川の兵たちとはそこが違う。この戦、十分勝てる」

この台詞は決してハッタリじゃないね!

「望み」…きわめて重要なキーワードです。

 

 

 

 

第四十三回「軍議」

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真田幸村「私は本当に負ける気がしないのです。我らは決して負けない。ここに死に場所はない。死にたいのなら徳川につくべきだ」

「負ける気がしない」父・昌幸の言葉ですね…。涙


茶々「私の愛した人たちは皆この世に未練を残して死にました。父上も母上も兄上も柴田の父も。捨も」
幸村「太閤殿下は?」
茶々「「私の愛した人たち」と言いました。私はどうなっても構いません。秀頼を死なせないで」

え、太閤殿下のこと、愛してなかったのか?泣

大野治長「有楽様。今の言葉は聞き捨てなりませぬ。ここにいるのは豊臣を守るために集った者たちでございます。我らにとってはあくまでも客人。非礼は許されません」

治長もねぇ、悪くはないけどなんかビミョー…。

毛利勝永「俺は己の力を試してみたかった。それだけだ。今の俺の腕が戦場でどれだけ通じるか。それを見極める。だからここに来た!あんたに乗ったのは恩を売るためだ。京に攻め込むと言ったな。その役目、俺にやらせろ!家康の首は俺が取る!」

幸村「我らは別々の思いを持ってここに集まってきました。しかし一つだけ通じ合っている事があります。皆それぞれ望みを持っている。生きる望みを。だからこそ我らは強い」

デタ!コトあるごとの「望み」。
第一回「船出」において、昌幸が武田勝頼へ諌言した台詞…
「捨てばちにならず、最後まで望みを捨てなかった者にのみ、道は開けまする」

コレがなんと全五十回に通底してるのです。…うぅ。泣

 

 

 

第四十四回「築城」

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徳川家康「これは?」
本多正信「急ごしらえの出城のようでございますなあ」
家康「ああ、いらぬ所に造りおって。誰が守る?」
本多正純「真田左衛門佐」
家康「真田。また真田か!」

毛利勝永「もういい。俺は降りた。ここに俺たちの居場所はないぞ!」

豊臣秀頼「左衛門佐。豊臣を見捨てぬというのはまことだな?」
幸村「私は亡きお父上太閤殿下にお誓い申し上げました」
秀頼「この出城、仕上げよ。私が許す。私はそなたらを信じておる」

幸村「鎧をあつらえてくれ。色は赤。武田の武勇の証しじゃ」

高梨内記「城の名は何とします?」 
幸村「決まっているだろう…真田丸よ!」

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われわれはこのオープニング(ココではエンディング)を四十三回にわたり、この回のこの台詞のために観せられて(魅せられて)きたのです!
あまりにも圧倒的すぎるこの曲。

ヴァイオリン:三浦文彰、ピアノ:辻井伸行による『あさイチスペシャルLiveも圧倒的すぎます!

www.youtube.com

 

 

 

第四十五回「完封」

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徳川家康「先の戦ではわしに楯突いてくれたのう」
直江兼続「まだその話を蒸し返されますか」
家康「大層な文を送りつけおって。おかげで百二十万石が…え~っと、何万石であったかのう?」
上杉景勝「…三十万石でござる」

真田幸村「後藤殿、木村殿、長宗我部殿は私と共に真田丸に籠もられたい。毛利殿は北の守り。明石殿は東の守り。よろしくお願い致す。おのおの抜かりなく


幸村「我こそは真田左衛門佐幸村!」

景勝「源次郎め。あっぱれな戦いぶりよ!
日の本一の兵!真田左衛門佐!」

高梨内記「あちらにも赤備えがおりますぞ!」
幸村「あれは井伊直孝の陣。かの井伊直政次男坊じゃ」
内記「井伊でございますか」
幸村「向こうにもここに至るまで物語があるのだろうな」
内記「一度聞いてみたいものですなあ」

井伊直政とは井伊直虎の嫡男。
そうです!なんと次作大河ドラマのPRまで挿入するとは!

恐るべし、三谷幸喜。恐るべし、NHK

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…ま、観ないだろうけどなぁ。

 

 

 

第四十六回「砲弾」

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茶々「まことの事を言います。私は秀頼と一緒にいられればそれでよいのです。この城だって手放せというのなら手放しましょう。どこか遠くの小さな国へ移って、そこで皆で暮らせればそれ以上は望みませぬ。私と秀頼と…そして左衛門佐がおれば」

出浦昌相「そなたの父は、どんなにむちゃに見えても常に先を見据えていた。お前がやろうとしている事はそれとは違う。お前の父親が必死に守ってきた真田の家を滅ぼすつもりか!」
真田信之「父上も源次郎もさんざんむちゃをしてきたではないか!わしだって一度くらいは!

真田信尹「源次郎信繁は父親に似て度胸もあり知恵も働き、そのうえ我ら兄弟に似ず義に厚い男でございます。寝返る事はまずないと」

真田幸村断を下すべきはもちろん殿でございます。しかしその断が誤りであれば、私はいかなる手を使っても食い止めまする。私は戦に勝つためにここに参ったのでござる」

信尹「大御所様からの書状だ。寝返った時の褒美が書いてある。…読まんでいい」

本多正信「上様。戦というものはただ勝てばよいというものではございませぬ。いかに兵を損なわずに城を落とすか。そこが肝要」

語り「この日、徳川の陣から最新鋭のカルバリン砲が大坂城に向けて発射された。その一発の砲弾が多くの人々の運命を狂わせる」


最終回が近づくにつれ、もう語り尽くせない想いが募るなぁ。

なので、鬼塚の陳腐なコメントもどうやら「ここまでのようだな」

 

 

第四十七回「反撃」

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茶々「茶々を叱って下さい。あれほど和睦はしないと言っておきながら」

真田幸村「望みを捨てぬ者だけに道は開けるのです」

作兵衛「安房守様は生涯を懸け武田の領地を取り戻そうとされていた。信玄公への忠義を死ぬまで忘れなかった。そのためにはどんな手でも使った。卑怯者の汚名も着た。源次郎様はその血を受け継いでおられる。あの方は太閤殿下のご恩に報いるためには何でもする。そういうお方じゃ!」

阿茶局真田丸は取り壊し。ついでに、お堀も埋めてしまいましょう。お城が裸になればいくら面の皮の厚い牢人たちも出ていかざるをえなくなる。そうお考えになりませんか」
阿茶局「どうせ戦はもう終わっているのですから」
大蔵局「埋めてしまいましょう」
阿茶局「埋めてしまいましょう」
大蔵局「埋めてしまいましょう」

幸村「戦えぬ我らに家康が約定を守るとお思いか!」

大野治長「母上は豊臣をお潰しになられるおつもりか!」

豊臣秀頼「左衛門佐。そなたはしぶとい。討って出ると進言し、退けられたら真田丸を造り、和睦が決まれば今度はいかに有利に事を進めるかを考える」
「望みを捨てぬ者に道は開けるとそなたは言った。…私はまだ捨ててはいない!」

 

 

 

第四十八回「引鉄」

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語り「豊臣と徳川が和睦。しかし、真田丸は取り壊され、城は堀も埋め立てられた。裸同然となった大坂城真田信繁の本当の戦いが、ここから始まる」


大蔵局「左衛門佐、左衛門佐。耳障りじゃ!」


真田信之「文には書いておらぬがわしには分かるのだ。恐らくは大御所様と刺し違えるつもりであろう。止められるのは わししかおらぬ」…「いや。俺には分かる。弟は死ぬ気だ」

真田幸村「私にも一人優れた兄がおります。私は兄を超えようと必死だった。超えたとも思った。しかし超えられるものではなかった。ところが兄に言わせれば向こうも私に負けまいと必死だったらしく。兄弟とはそういうものではないのかな」

 

 

 

 

第四十九回「前夜」

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徳川家康「今のわしがあるのは太閤殿下のおかげじゃ。しかしわしは豊臣を滅ぼす。秀頼公があそこにおっては徳川のためにならんのじゃ。それゆえの戦と思うてくれ」

家康「親子二代で楯つきおって。まだわしを苦しめおる。…真田めが」

室賀久太夫「待たれよ!真田といえば真田安房守」
真田信尹安房守は我が兄でございます」
久太夫「通す訳にはいかぬ。我が父・室賀正武は真田安房守の罠にはまり…」
真田信之「黙れ小童~!」

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信之の小童返しキタ━━━━━━m9( ゚∀゚)━━━━━━ッ!!

信之「決してお前を死なせはせん!それがわしの使命だからだ!あの時わしはお前と父上と三人で誓った。またいつか晴れて酒を酌み交わそうと。父上はもうおられぬが、わしはまだその約束を果たすつもりでいる。それを言いに来た」

信尹「生きたいように生きればよい」

真田幸村「よう耐えてくれた」
春「泣いてもよいのなら泣きますよ?」
幸村「いやいい」
春「私は大谷刑部吉継の娘でございます」
幸村「そうであった」
春「…ご武運を」

きり「こうなったら、お上様とご一緒しますよ、最期まで。源次郎様がいない世にいてもつまらないから」

語り「高梨内記の娘に関してはさまざまな言い伝えがある。真田信繁の側室であったとも、彼の子どもを宿したとも。真偽はともかく一つだけ確かなのは信繁に関わった女性たちの中で最も長くそばにいたのは彼女だという事である」


幸村「それではおのおの抜かりなく」

幸村「これでしまいか~!徳川兵に真の武士は一人もおらんのか~!」
伊達政宗「もうよ~い! 弾は尽きた」

このシーンもジツは信繁と政宗の若き日の出逢いからの伏線の回収でした。オワカリですか?ニヤリ。

政宗「真田左衛門佐。よう、わしを頼ってきた。ご妻女の世話一切喜んで見ようではないか」
「伊達陸奥政宗である。心配はいらん。そなたたちの身の上はわしが一命に懸けて預かった。時に…ずんだ餅はお好きかな?」

 

 

 

最終回

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真田幸村「私は命が惜しい。だから明日も決して死なん。必ずここへ戻ってくる」「命を惜しめ。そして必ず勝て」

幸村「私は私という男がこの世にいた証しを何か残せたのか」
高梨内記「人のまことの値打ちというものは己が決める事ではございません」
幸村「誰が決める?」
内記「時でござる」


内記「早蝉ですな」

作兵衛「ええ。今年は陽気がいいんで先走ったやつが出てきたんでしょう」

幸村「では私もひとつせわしなく鳴いてくるか」

伊達政宗「見事な戦いぶりよ」

上杉景勝「武士と生まれたからには、あのように生き、あのように死にたいものだ」

景勝「源次郎。さらばじゃ」


茶々「望みを捨てなかった者のみに道は開けるのです。恐れる事はありません」

徳川家康「戦で雌雄を決する世は終わった!おぬしのような戦でしか己の生きた証しを示せぬような手合いは生きていくところなどどこにもないわ!」
幸村「そのような事は百も承知!されど私はお前を討ち果たさねばならぬのだ!我が父のため!我が友のため!先に死んでいった愛する者たちのために!」

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そうなんです…。幸村は“義”のみならず「愛と勇気の旗」印のもと戦っていたのです。うぅ。泣


幸村「ここまでのようだな」


幸村「長い間、よう仕えてくれた」

佐助「はっ」

幸村「いくつになった?」

佐助「五十五でございます」

幸村「…疲れたろう」

佐助「全身が痛うございます」

幸村「だろうな」

幸村、まさかの最期の台詞がコレ。堺雅人の演技といい演出といい、素晴らしすぎるシーンでした。泣

語り「 これより七年後、真田信之松代藩十万石の大名となった。そして幕末、松代藩徳川幕府崩壊のきっかけを作る天才兵学者・佐久間象山を生み出すことになるのだが、それはまだ遠い先の話である」


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長きにわたったこのブログも、「ここまでのようだな」。

最後は、なんと93歳まで生き抜いたと言われる、真田伊豆守信之(信繁の兄)辞世の句をもって擱筆とします。

「何事も 移ればかわる世の中を 夢なりけりと 思いざりけり」

真田丸 永遠に…。

「裕」に込めた、父の想いとは何だったんだろう…。

白状します。


「ジブン好き」でも「ジブン嫌い」でもない鬼塚ですが、

ジブンの名前の漢字「裕」って、かなり好きなんです。

なんとなく、ね。

 

今は亡き、父・昭徳がつけてくれたらしい。

 

が、その父の想いについては、

「裕(ゆたか)な人生であってほしい」的なことを、

聴いたような聴いていないような…。

 

今さらだけど、ちゃんと聴いときゃ良かったな。

 

ichigoichina.jp

で、このサイトで「裕」の意味を知ると、

ますますこの字が好きになった、鬼塚であった。

 

でも、いまだに「ゆうじ」と呼ばれることがほとんどだし、

ナゼか、書類なんかには「祐司」と書かれることも多い。

てか、「ゆうじ」で変換してるやろコレ!汗

 

別に「ゆうじ」でもイイから、

せめて「裕」の字だけは間違って欲しくないなぁ。笑

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本石灰育ちの父が好きだった、中華ちまき♪

血は争えません。

オレも、好き。

文系のためのおみくじ入門

こないだ、夜中に、神社行ったんです。
櫛田神社

hakatanomiryoku.com

 

「博多の総鎮守」は、夜中でもひっきりなしの参拝客。

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しかもココのおみくじ、今時なんと、50円ッ!

思わず引くよねー?
引きました。

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第七番 中吉
鶯の山に入るが如し

「物事を控えめにして心正しくあまり進みてなさぬがよろし」だそうです。

即ち、鶯は人里で鳴けば有り難がられますが、山奥へ行くといくら鳴いても誰にも聞いてもらえない。

あ!コレって、ドラッカー教授の問い

「誰もいない森で巨木が倒れた。果たして音はするか?」を連想させるなぁ。


今年は、山奥の鶯のように控えめでちょうど良いのだ。
…というサジェスチョンとともに、コミュニケーションの真髄を夜中の櫛田神社で想う鬼塚であった。

鬼塚を蝕む「スウィーツ脳」との死闘三十日!

つい先日、鬼塚がイガイと「メンクイ」だったことに気づいてつい書いてしまったというブログがコレだ。
↓「麺類はなぜ世界で一番人気があるのか?」↓

hiroshionizuka.hatenablog.com


…で、ジツは書いてから気づいてしまったことがあって、ここひと月に撮った写真が圧倒的すぎるほど圧倒的に「スウィーツ」ばっかで、やはり「スウィーツオヤジ」を自ら名乗るからにはとりあえず書いておかなあかんというこのブログです〜☆

 

壱岐焼酎ロールちんぐ♪

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鬼塚の(壱岐の)住まいから徒歩10分足らず、壱岐の名店・江川製菓の名品。

そしてコレまた鬼塚の住まいから徒歩10分足らず、壱岐の名蔵元・重家酒造の限定酒 ちんぐhttp://www.omoyashuzo.com/catalog.html の芳醇な香りが、コレまたッ!



焼酎入りケーキ♪

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壱岐焼酎×スウィーツのマリアージュは、これまた壱岐の名店・土肥製菓店のこの逸品で完成します。
焼酎がかなりじゅかじゅかしていて、ちょっと酔っ払うかも?
しかしこの、ストレートど真ん中なネーミングって。笑


 

どら焼♪

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同じく土肥製菓。安定の定番。壱岐島内至る所で手に入るのもポイント高しッ!



ぜんざいf:id:hiroshionizuka:20170215202619j:plain

「もしあなたが明日死ぬとわかっていたら最後の晩餐は何?」
との問いに、鬼塚は「卵かけご飯」と答えますが、コレを食べるとTKG王座の地位が一瞬揺らぐほどに好きです、ぜんざい。




タルト・アンフィニマン・ヴァニ-ユ♪

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さてさてココからは、「パティスリー界のピカソ ピエール・エルメ・パリ -PIERRE HERMÉ PARIS-によるため息の出る様な芸術品の数々。
(途中、箸休めが入りますが。笑)

バニラ風味ホワイトチョコレートガナッシュとバニラ風味マスカルポーネクリームに、芳しいラム酒の香りが…嗚呼。



ミルフィユ・セレスト♪

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ゴージャス!

パッションフルーツ

イ・チ・ゴ!

パ・イ!

食・べ・に・く・い!汗

しかし、鬼塚史上最も美味いミルフィーユ♪…嗚呼。




シースクリーム♪

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洗練の極みピエール・エルメの合間の箸休め?長崎の老舗・梅月堂オリジナルケーキ。

定期的にムショーに食べたくなるのは、幼少期から食べ続けているから。ということを差し引いても、長崎に行ったらちゃんぽんとともに食べるべき郷土料理の一つ。




サンサシオン・アンフィニマン・ショコラ♪

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この全宇宙最強のチョコレート・スウィーツは一体ナニで構成されているのか?
ピエール・エルメ公式サイトによると…
「球体型のチョコレート、アラグアニチョコレートのクリーム、 フルール ド セル入りアラグアニチョコレートチップ、 チョコレートのフレンチメレンゲアンフィニマンショコラのアイスクリーム、ホットチョコレートソース」…ふーん。

温かい、冷たい、滑らか、歯ごたえ…何だかもうイロイロな味わいがまた時間とともに変化していくという、コレ魔法だ魔法!

では、そのマジックをどーぞー♪

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━━━━━━━━m9( ゚∀゚)━━━━━━━━ん!嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼。…もうタメ息しか出らん。汗
あ、動画で撮っときゃよかった。

 

クープ・グラッセ・イスパハン♪

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ネーミングでピンときたそこのあなた!
サ・ス・ガ・で・す。

エルメ氏の代表作・イスパハンのパフェ仕立てがコレだ。
バラとライチとフランボワーズがボワッと広がってスーッと溶ける…。嗚呼。ケーキのイスパハンでは味わえない新感覚を、ゼヒ〜☆ 

 

 

パイシュー♪

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ドコのかワカランけど、ダレかからもらったので、デスクでパクリ。

 

 

桃カステラ

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長崎人ならコレまたムショーに食べたくなるなる、幼少の頃からの変わらぬ味。でも、えーと、コレってドコのだったっけー?汗

桃カステラ最強の製造元・万月堂のモノでないことは、確か。

 

 

リンツ製ヘーゼルナッツスプレッド♪

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ヨーロッパの人たちって、かなりヘーゼルナッツ好きだよね?
イタリア行ったとき、スーパーに占めるヌテラNutella率の高さに驚愕して思わずスーツケースに入るだけ買い込んでしまった、ヨーロッパを代表するヘーゼルナッツスプレッドがヌテラ

同じヘーゼルナッツスプレッドでも、鬼塚が最近食べているのが、リンツ製♪
どっちも美味しいけど、ヌテラリンツの違いをヘーゼルナッツの含有量をデータで。

果たして、ヘーゼルナッツが何%使われているか?
ヌテラ、13%。
リンツ、ななな、なんと40%ッ!

ま、「庶民のヌテラ、貴族のリンツ」ってとこかな。笑


…と言いつつ、モライモノです。自分では、こんなん買えんよ。汗

ここんとこずーっと、もっぱら生・食パンに塗りたくって食べるという、超・ゼータクな日々。嗚呼〜♪

今日もこれから家へ帰って、壱岐の名店・だるま堂の食パンに塗りたくって、『真田丸』をひとり観ながら食べるという、至福の時間を過ごす鬼塚であった。


スウィーツオヤジの面目躍如なのかなんなのか、まー間違いなく、鬼塚が「スウィーツ脳」に蝕まれていることがリアルにワカルひと月。ご、御馳走様でした〜♪

格差社会を生き延びるための『真田丸』が完璧に身につくブログ【第三部:三成・九度山編】

 
真田丸


真田丸・愛溢れあまって綴った↓【第一部:信繁青春編】↓

↓【第二部:大坂編】↓

物語が佳境を迎えるに従い、ブログを書く作業も重くなり(汗)・・・・・。
ジツに久しぶりの更新となりました。


敬愛なる、真田丸フリークの皆さん♪

いよいよ【第三部:三成・九度山編】です。

…にしても、

【第一部:信繁青春編】【第二部:大坂編】と、きて【第三部:三成・九度山編】、次の【第四部:大坂の陣編】をみても、固有名詞が入っているのは「真田信繁」「石田三成」のみ。


では第「三」部、真田丸における最重要人物、「三」成の志と最期をしかと見届けましょう。


それでは、おのおの抜かりなく。

 

 

第三十二回「応酬」

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語り「石田三成徳川家康が激しく対立。三成に依頼され、昌幸は家康暗殺を決行するが、失敗に終わる。そんな時、太閤秀吉が、死んだ」

加藤清正「お前には情っていうもんがねえのかよ!」
石田三成「手を離せ」
清正「お前と飲みたいんだよ!」
三成「私は飲みたくないのだ!」
清正「佐吉~!」

矢沢三十郎頼幸「左衛門佐様。言いづらいなあ。私にとっては源次郎様だなあ」

徳川家康「正信から聞いておるか」
徳川秀忠「はい」
家康「すぐに江戸へ戻れ」
秀忠「かしこまりました。…何ゆえ?」
家康「たまには頭を働かせろ!」

真田昌幸「信長の二の舞を避けたのじゃ。織田が滅んだ一番の訳は何だ。信長が死んだとき、嫡男・信忠も討たれたからじゃ。家康は息子ともどもここで討ち死にしては徳川が滅ぶと考えた。それゆえ秀忠を江戸に返したのじゃ」

本多正信「さて殿。どうせ命を狙われるのなら、思い切って天下を取っておしまいになるというのはいかがでしょうか」
…ムムム、本多正信。ムムム、近藤正臣。「龍馬伝」の山内容堂役も素晴らしかったですね〜♪

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第三十三回「動乱」

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本多正信「殿。ここで逃げては徳川末代までの恥でございますぞ」

…ほれ、正信、勝負どころを逃さんぞ。

寧「佐吉ももう少し賢いと思っとったんだがね。買いかぶりやったかね」

…うわ、寧さんからそう言われると、キツイ。

加藤清正「振り上げた拳、どうしたらよいのか困っておるのだ。だったらわしと腕相撲しようじゃないか!」

…イヤ、清正、イイ奴〜だけど三成に言わせりゃ「バカと話すと疲れる」

細川忠興加藤清正福島正則は早々と向こうについたとか。わしは加藤や福島が大の苦手じゃ。太閤殿下の身内というだけで出世しおって。胸くそ悪い。しかしながら、それ以上におぬしには怒りを覚えるのよ」

…あら、忠興、そこまで言う?汗

宇喜多秀家「前から感じておったが、どうにもイラッとさせる男だ!」

…おろ、秀家、味方であってもそう思う?汗

石田三成「太閤殿下は亡くなる直前に私の耳元で言われたのだ。「家康を殺せ」と」
大谷吉継「死を前にした老人の世迷言に振り回されるな!」

…うは、刑部殿、それヒドくないか?汗

三成「今の言葉、たとえ刑部殿とはいえ許さぬ!」

…にしても、三成、嫌われてるなぁ。汗

真田信繁「石田様は常に天下の安寧のために働いてこられました。時には太閤殿下にさえ逆らった。命懸けで天下万民に尽くしてこられた姿を私は見てきました。あなたにしか為し得ない事!己の欲で動く徳川内府には思いもつかぬ事でございます!」
上杉景勝「太閤殿下の御前で我らは誓った。その誓いを破る者は義を知らぬ者。義をないがしろにする者をわしは断じて許す訳にはいかぬ」
直江兼続「御屋形様は本気になられた」

…でも、信繁と景勝は知っている。三成というオトコの本質を。


徳川家康「わしは決めたぞ。石田治部のおかげじゃ」
本多正信「はて?」
家康「わしの一声で豊臣恩顧の大名らがこれだけ集まった。これはいけるかもしれんな」

…むぅ、すべては正信の策略どおりであったか…。汗

 

 

 

第三十三四回「挙兵」

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語り「発端は会津に戻った上杉景勝に謀反の疑いが生じた事にあった。上洛せよとの家康の命を景勝は断固拒否。直江兼続は家康に対する痛烈な批判の書状を送りつけた」
…世に言う「直江状」です。
直江兼続「どこぞの誰かのように、太閤殿下のご遺言に背き、起請文も破り、秀頼公をないがしろにしたりは致しませぬ。さような事をして天下を取っても悪人と呼ばれるのは必定。末代までの恥とあいなりますゆえ」

真田信繁「助かった」
きり「私、役に立ってる?」
信繁「たまに!」

石田三成「なぜだ。殿下に全てを捧げ、殿下亡きあとは豊臣家のために全てをなげうってここまでやってきた。何ゆえ私が伏見を追われなければならぬ」
三成、男泣き(涙)・・・・・。


徳川家康「わしを怒らせたいのか」
信繁「どう思おうと内府様のご勝手でございます」
家康「もう一度だけ申す。わしの家来になれ」
信繁「お断り致します」

ポスターにご注目!志高く、三成、景勝が立ち上がる」

 

 

 

第三十五回「犬伏」

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真田昌幸「裏切るのではない。表返るのじゃ」

ハテ?表返るとは?汗

真田信繁「徳川と豊臣、勝った方が次なる覇者となります。どちらにもつかぬという事はどちらも敵に回すという事。いずれが勝っても真田の居場所はなくなります」

昌幸「世は再び乱れる。日の本中の至る所で大名たちが徳川方と豊臣方に分かれぶつかる。一、二年も続けば兵は疲れ士気は下がるだろう。それを見計らってわしは一気に甲斐と信濃を手に入れる。どうじゃ?」
信繁「夢物語はもう終わりにして下さい、父上!」
真田信幸「私は決めました。私は決めました、父上。私は決めたーッ!」

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「源次郎。お前と父上は豊臣につけ。俺は徳川に残る。それが最善の道だ!いずれが勝っても真田は残る」

昌幸「…良き策じゃ」

この台詞の横顔…草刈昌幸の素晴らしい演技、ここに極まれり。

 

 

 

第三十六回「勝負」

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語り「三成の挙兵を知った昌幸。以降、信幸は徳川に、昌幸と信繁は豊臣に付くことになる。真田の、生き残りを賭けた大勝負が始まった」

本多忠勝「どうか我が婿をお許し下さい!父親の誘いを断り我らがもとに留まった事、あっぱれにございます!」
徳川家康「おぬしの親父に去られたのは痛いが、それ以上におぬしが残ってくれた事をわしはうれしく思うぞ。稀に見る忠義者じゃ」

真田昌幸「秀忠は初陣じゃ。思いっきり怖がらせてやるのよ。初陣で戦の怖さを思い知らされた者は、生涯、戦下手で終わる」

昌幸「では、おのおの、抜かりなく」

 

 

 

第三十七回「信之」

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語り「真田は上田城において、またしても徳川軍を撃退した。勝利に沸く真田家に、関ヶ原の合戦石田三成の軍勢が惨敗したという知らせが届く」

松「私は全く心配しておりませんよ。だって父上は関ヶ原の戦には加わっていないのでしょ。上田でちょこちょこっと戦っただけなんですから」

真田信幸「敵味方に分かれても親子でござる、兄弟でござる!みすみす死なせる訳にはまいりません。徳川内府様にお会いして命乞い致します」
本多忠勝そなたの親を思う心はあっぱれじゃ!わしも共に殿の御前で真田安房守の命乞いを致そう」

本多忠勝「あいやしばらく!真田安房守ならびに真田左衛門佐の命、それがしに免じてどうかお助け下さいませ」
…「ならば拙者、これより婿と共に上田城に立てこもり徳川の兵を相手に討ち死につかまつる」
徳川家康「たわけた事を申すな」
忠勝「平八郎は本気でござる!」

漢の中の漢、平八郎に感涙。

家康「おぬしの諱は確か…」
信幸「信幸でございますが」
家康「「幸」の字は父親からもらったものだったのう」
信幸「父・昌幸の「幸」の字を受け継ぎました」
家康「捨てよ」

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信幸「内府殿より父上と縁を切れとのお達しがあり、父上から受け継いだ「幸」の一文字を捨てる事となった。今日よりのわしの名じゃ。「真田伊豆守信之」。読みは変わらん。わしの意地じゃ」

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の、のぶゆき〜。゚ヽ( ゚`Д´゚)ノ。゚(゚ `Д)ノ。゚ヽ(  )ノ゚。ヽ(Д´ ゚)ノ゚。。゚ヽ(゚`Д´゚ )ノ゚。

徳川家康安房守。戦には勝ったのに、なぜこのような目に遭わねばならぬのか、さぞ理不尽と思うておろう。その理不尽な思い、更に膨らませてやる」「一、二年で帰ってこられるなどとゆめゆめ思うでないぞ。十年になろうが二十年になろうが、おぬしは死ぬまでそこにおるのだ。この生き地獄、たっぷりと味わうがよい」

真田昌幸「よいか。これは永久の別れではない。いずれ会える日を楽しみにしているぞ。では、おのおの、抜かりなく」

昌幸「源三郎が捨てた「幸」の字、もろうてくれんか?真田幸…信繁?」
信繁「・・・」

なんだこの大河ドラマ!涙と笑

 

 

 

第三十八回「昌幸」

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石田三成「もし私が志半ばで倒れたら、豊臣家の事おぬしに託す。命に代えて秀頼様を
お守りしろ」

きり「何でもできるんですね」
佐助「素っ破ですから」

真田昌幸「いずれ必ず豊臣と徳川はぶつかる。そのときはここを抜け出しおまえは豊臣につけ」

真田昌幸「心得は一つ。軍勢を一つの塊と思うな。一人一人が生きておる。一人一人が思いを持っておる。それをゆめゆめ忘れるな」

語り「紀州、紀ノ川の奥、高野山の山裾にその小さな村はあった。その外れで一人の戦国武将が、死んだ」

ま、まさゆき〜。゚ヽ( ゚`Д´゚)ノ。゚(゚ `Д)ノ。゚ヽ(  )ノ゚。ヽ(Д´ ゚)ノ゚。。゚ヽ(゚`Д´゚ )ノ゚。

 

 

 

第三十九回「歳月」

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真田信之「凡人には全く分からん」
真田信繁「父上らしいとも言えますが」
信之「全部こんな感じか?」
信繁「全部こんな感じです」

きり「私がここにいるのは父上のためと、源次郎さんが私にいてほしいと思っているから。春様にも相談できない事ってやっぱりあるでしょ。そんな時に力になってあげられたらなって。もう菩薩の心ですよ」

佐助「俺、あの人が本気出すならやりますよ。どこまででもついていきますよ。俺あの人見てると何かもうイライラしちまうんだ。兄貴なんかに負けちゃ駄目だっての!ここだけの話ですが、あそこの兄貴、真面目なだけでくそ面白くもないじゃないですか」

さ、佐助…。汗

 

 

 

第四十回「幸村」

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きり「ここで一生を終えたいの?それでいいの?あなたは何のために生まれてきたの?」
「何を残したの?真田源次郎がこの世に生きたという証しを何か一つでも残してきた?」

真田信繁「私は幸せなんだここでの暮らしが」
きり「あなたの幸せなんて聞いてない。そんなの関わりない。大事なのは誰かがあなたを求めているという事」
信繁「うっとおしいんだよおまえは」「おまえの言ったことくらいはな、とっくに自分で問いかけておるわ」
…「だが、自分で問いかけるよりもおまえに言ってもらうほうがよほど心に染みた。礼を言う」

きり「真田安房守昌幸。徳川と二度戦って二度勝った男。あなたにはその血が流れている」

きりちゃん〜。涙

真田信繁「一文字は決まっている。兄上が捨てた「幸」の字を頂く。これは我が父・昌幸の「幸」でもある。我が真田一族に代々受け継がれる文字だ。さて、あとは残りの一文字だ。お前に決めてもらう。この壺の中から目をつむって一枚だけ選んでくれ」

信繁「これも入れてしまったのか。九度山村の「村」」
大助「やり直しますか」
信繁「いや。面白い。…真田左衛門佐幸村。よい名だ」

語り「その日、信繁は真田幸村となった。後に日の本一の兵と呼ばれる戦国最後の名将の誕生である」

真田家伝統の、くじで。笑

 

 

 

第四十一回「入城」

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語り「豊臣と徳川の激突は避けられなくなっている。信繁は、真田幸村と名乗り、大坂方に味方することを決意。関ヶ原から十四年の歳月が流れていた」

徳川家康「左衛門佐がどれだけ力を持っておるかはどうでもよい。大事なのは、やつの父親が真田安房守だという事」

茶々「また会えましたね、源次郎」

 

 

 

格差社会を生き延びるための『真田丸』が完璧に身につくブログ【第四部:大坂の陣編】」に続く~☆